De la Sursa, Fair use, Legătură
1980年代のルーマニアで、ある女子大生が友人の違法な中絶の手助けをする
不穏なチャウシェスク政権下で、庶民は豊かではなかったらしい当時の状況だが、さすがにヨーロッパで、寒々としていても風景は美しい
内容が婦人科的なものだけに、陰毛や太もも、お尻がわずかに映るところを除くと、息抜き的な場面がほぼない、地をジリジリと這うような重苦しい展開
1カットがかなり長い部分が多く、役者の実力が問われる緊張感の絶えない構成
わかりやすい起承転結も一件落着もなく、なぜ主人公がこれほど献身的になれるのかもわからず、煮え切らないままだったが、それがいかにもカンヌ映画祭のパルムドール受賞作らしかった
⭐6/10
1967年、ルーマニア政府は減少する人口を増やすため、避妊と中絶を禁止する法令770号を発布した。
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