スターリングラード Enemy at the Gates
ロード・オブ・ザ・リング The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
三部作第一作本の「指輪物語」を存在は知っていたが未読だったので、
世界観に馴染むまで戸惑った
これだけの具現化、具体化をよくやったと思った
「ちょっと待った!」と手のひらを突き出している巨大な石像
細かいニュアンスはわからないが、説明的でかなりおおげさなセリフが多かった
カタカナだと「指輪の道」としか思えない
⭐1/10
クリストファー・リーは実際にJ・R・R・トールキンに会ったことがある
ブラックホーク・ダウン Black Hawk Down
監督:リドリー・スコット普通の戦争大作
アクション・シーンはすごいが、ドラマが、昔のように「敵はインディアン」とか「悪いのはソ連、共産主義」とか単純に絶対化できずに、ある程度相対化せざるを得なくて、焦点がぼやけ気味で盛り上がらなかった
実話が元らしいから仕方ないか…
このジャンルにつきものの戦死の悲劇も、ソマリア側が死者1000人以上でアメリカ軍が19人では、実は喜劇なのか?という気もしてきた
⭐7/10
主演の兵士たちにアメリカ人俳優は少ない
実際の戦闘は18時間
ターゲットのソマリア側の人物はアメリカ軍や国連軍と関係のない地元での戦闘が元で亡くなった
ドニー・ダーコ Donnie Darko
80年代のアメリカ、思春期の怒れる高校生ドニー・ダーコ(ジェイク・ギレンホール)君の
人生の1ページ
シンプルな青春モノかと思いきや、SF的な断片が入り込み徐々に妙な展開になってくる
モヤモヤとした青臭い苛立ち、そこから生まれる現実と幻想を行き来するファンタジー
謎めいていて意味ありげな演出がなされているが、オチはわりとありがちで
こういうのはアメリカ人好みだなぁ、と思った
おそらく低予算で豪華な作りではないが、上質の小説のような温かみのある味わいが良かった
⭐7/10
ソードフィッシュ Swordfish
マルホランド・ドライブ Mulholland Dr.
よくわからなかった・・・
デヴィッド・リンチのコアなファン向け、という気がする
脚本、監督ともにリンチさんで、
ミステリアスなムードは素晴らしいのだが、内容は
風呂敷を広げ広げてそのまんま・・というだけ
いろいろな謎は「視聴者の自由な判断に任せる」らしいが、
釣られたら負け、的な感じ
主演のナオミさん(ブロンド、ショートヘア)が正反対の女性
(黒くうねる長髪でけだるそうな謎の女)と繰り広げる
レズシーン、これはたまらなかった
⭐1/10
スターリングラード Enemy at the Gates
兵临城下 Enemy at the Gates (2001) 高清英文中字 - YouTube
なんだこの邦題は?
シリアスなムードの重厚な映像はすごくよくできている
内容は良くも悪くもハリウッドらしいご都合主義でベタな脚本で少し軽い
アメリカ軍ならともかく、共産主義ソビエトで恋の三角関係は、演技が超マジなだけに
笑えて来る
ここぞというところで生理現象や偶然などのショボい要素に頼るぎこちない展開に興ざめ
エド・ハリスの貫禄はやはりすごい、人物ではこの人の場面だけ見応えがあった
一発ごとにガチャリとリロードする狙撃銃がフェティッシュでシブい
⭐7/10
モンスターズ・インク Monsters, Inc.
カラフルで元気いっぱい人間(モンスター)は見た目ではない、という気になる
表情、口調、仕草・・・キャラクターが重要だ
ドラえもんのどこでもドア
子供の背景を掘り下げずに異物にとどめて、センチメンタル要素を最小に抑えてあるのが素晴らしい
⭐10/10
アメリ Le fabuleux destin d'Amélie Poulain
監督・脚本:ジャン=ピエール・ジュネよかった
こんなに明るくてチャーミングなフランス映画は初めて見た
色彩や音楽に「腐っても鯛」な、フランスの底力が感じられて、
いい意味でのキレイ事、絵空事という、映画ならではの魅力が存分に味わえた
アメリ(オドレイ・トトゥ)の魅力は、オードリー・ヘップバーンと同じで
実は男よりも女の子に受けが良さそうだと、なんとなく思った
共演の役者さんたちも、ハリウッドに比べて自然体というか、この世の住人という
感じがして好感が持てた
⭐10/10
少林サッカー 少林足球
2001年じゃなくて1981年では?と思えるほどのショボイ作り
カンフーといっても、昔のジャッキー・チェン、ブルース・リー、ジェット・リーなどと比べると
びっくりするほど華がない
主役が、日本の昭和の体育教師にしか見えない
ストーリー、音楽、その他は全くのテンプレ、新鮮さ全くなし
デジタル処理ではない人力の少林サッカーを見たい
⭐3/10
回路
所々面白い映像はあったが、ほとんどがただのこけおどし
普通の日常から徐々に忍び寄る恐怖なら盛り上がるが、最初から薄暗い画面におどろおどろしい音楽で見え見えなため全く効果なし
気恥ずかしくなるクサいセリフ多数で、結局最後まで何も明かされず宙ぶらりんなどうしようもない脚本
3/10
殺し屋1
R-18殺し屋1は浅野忠信(垣原)ではなく別の人だった
昭和風のじっとりと湿って重たい純文学な人間ドラマ、イヤ~な残酷描写でたまった鬱憤を、散発するアクションで少しガス抜き
切ったり刺したり、プシャーと小気味よく流血したりする殺傷場面がひどすぎて笑えてくる
7/10
寺島進がフックで吊られる場面は準備に12時間、撮影でも12時間かかった
アニメ版もある
メトロポリス
懐かしさと新しさが同居しているカラフルなメトロポリスの風景が美しい
手塚治虫らしい丸っこいキャラがダボっとしたファッションなので
あまり緊迫感が舞い レトロな絵本を読んでるような気分
クライマックス、突然のレイ・チャールズはあまり効果的でなかったと思う
宮崎駿もののように物語をぐいぐい引っ張る熱いキャラ不足で
まったりし過ぎだったが世界観に浸るにはよかった
7/10
千年女優
千年女王というアニメがあったなあ千年にひとりは橋本環奈さんか
時空を飛び越えて色々出てきて華やかだが
基本的なトーンは重く暗い
殺陣の場面のアニメがスピード感があってもっと見たかったが
一瞬で終わった
音楽(平沢進)が良い意味でお祭り、縁日風で軽やかで、
湿っぽい内容に風を吹き込むような救いがあった
7/10
千と千尋の神隠し
監督・脚本:宮崎駿引越し先に向かう道中、父母と共に迷い込んだテーマパーク跡地らしき場所での
少女千尋の神隠し的体験
前作「もののけ姫」で引退かと思われた宮崎監督の復帰作
少女が主役、というのは相変わらずだが、そのキャラ設定が大幅に変わっていた
顔、声、性格など、今までは「強くて美しいヒロインにおまかせ」というのが多かったが、
今回は、等身大の「どこにでもいるごく普通の女の子」と言う風になっていた
反対に、男は今まで脇役かとぼけた役が多かったが、この作品での「ハク」という少年は
ズバリ「白馬の王子様」キャラになっていた
基本的にレトロ風味だが、時代や国を飛び越えて縦横無尽に展開するビジュアル、イメージ
背景の美しさなど昔のヨーロッパの絵画のよう
そんな舞台で繰り広げられる、少し気恥ずかしくなるような説教入ったストーリー
現実からファンタジーへ一気にワープするにあたって、この「神隠し」と言う言葉は
なかなか重みがあって都合がいいな、と思った
10/10
COWBOY BEBOP 天国の扉
「カウボーイ? 長髪パーマのルパン三世じゃん!」と思っていたが、見てみたら
SF要素があり全体的に重く、主人公(スパイク)の声もシブく予想とはかなり違った
主人公以外も男性キャラは皆妙に重々しい声でモゴモゴした口調
飛行機、車、銃撃などのアクションシーンは別次元のカッコよさ
ストーリーは湿っぽくて間延びしていてイマイチ、というかまったく盛り上がらない
6/10
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
初めて見る映画のクレヨンしんちゃん すでにこれが映画9作目
いつものしんちゃんだが、長編だけにボケてツッコマれるだけでなく自ら積極的に動くのに感動 だがクサくもなり過ぎずに下品さも健在で安心
過去を懐かしがってないで未来を生きろ、みたいなテーマだが、相変わらずアニメは昭和から平然と続いてるのが多い、気が
これの音楽なんてオーケストラで19世紀的だったし…
7/10
Z.O.E 2167 IDOLO
Zone of the Enders 2167 Idolo (2001) OVA - YouTube
なにやら難しいタイトルのOVA
基本はSFロボット🤖アクション
だがドラマも悲劇的恋愛や人間的成長がうまくまとまっていてそれなりに充実
7/10
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