映画
フェイス/オフ Face/Off
フェイスオフ ブックオフ フェイスブック通知オフニコラス・ケイジ ジョン・トラボルタ 濃い二人 イタリアン 胸毛パワー
あいつが俺の顔 俺があいつの顔 ご対面
二重人格、ペルソナの変種 ムードがシリアスなので笑える
黄金銃を”2丁”持つ男
ジョン・ウー(呉宇森)お約束の鳩 一気に劇画調に
⭐9/10
スターシップ・トゥルーパーズ Starship Troopers
典型的な一昔前のハリウッド超大作全体的に今よりも熱く、煽りに煽られる大迫力
滑るように宇宙空間を移動する巨大なスターシップにうっとり
敵の虫たちも当時のCGでこれほどまでできたのか!と感動した
トゥルーパーズの人間ドラマ部は悲壮感漂うほどシリアスな軍隊もの
ジェンダーフリーであるところは新しい
PG-12 らしく描写が中々血生臭い
もろに伝統的な音楽が匠の技でこれでもかと盛り上げる
⭐7/10
2197年の設定
L.A.コンフィデンシャル L.A. Confidential
原作:ジェームズ・エルロイ一見華やかな’40年代のハリウッドの裏に渦巻くスキャンダル
押さえ気味の色彩によって醸し出される雰囲気が渋い
キム・ベイシンガー(売春婦)が色っぽく、ケヴィン・スペイシー(刑事)が男臭い
ガイ・ピアースの、パリッとしたメガネ青年刑事というのもハリウッドとしては新鮮だった
個人的にはラッセル・クロウ(刑事)だけは、どうもわざとらしくて鼻についた
特に、抑えてかすれ気味の口調が
銃撃シーンの音の良さは特筆に価すると思った
銃声や破壊音などが様々な音質、方向で飛び交っていて、それでいて騒がしくなくて感心
この作品ではケヴィン・スペイシーがゲイだとはわからなかった
⭐5/10
ロスト・ハイウェイ Lost Highway
タフでマッチョそうなビル・プルマンが無理してミステリアスな気怠い芝居をしてる感美乳がぷるるんのマリリン・モンロー風パトリシア・アークエットが
ずっとか細い小声で聞き取りづらい
坂上二郎そっくりの謎の人物
後半別の映画のようにがらりと雰囲気が変わるが、
そこで出てきた俳優がチャーリー・シーンかと思ったら
違う人だった
アメリカの郊外、閑静な住宅街に対する愛着を感じる、のは
この監督の特徴か
全体の作り、完成度はさすがに高い じっくりと落ち着いて見られ浸れる
⭐7/10
ビル・プルマンが実際にサックスを吹いている
恋愛小説家 As Good as It Gets
ジャック・ニコルソン(恋愛小説家)ヘレン・ハント(ぜんそくの子持ちのウェイトレス)
グレッグ・キニア(ゲイの隣人)
犬
いわゆる「キュートな大人のラブコメ」
ジャック・ニコルソンの主演なので、演技には文句のつけようがなく、安心して見れた
相手役のヘレン・ハントが、やたらと清潔感があって、まるでアニメキャラの様に
キレイに見える時もあった
緊張感や、後に残るような感動は特になかったと思うけど、上質な恋愛コメディだった
⭐7/10
タイタニック Titanic
タイタニック級のスケールで描写される水、人々、船などの舞台装置が
余りにもあからさまにクサ過ぎるメロドラマを大氷山レベルまで底上げ
これぞハリウッドだと素直に感動した
セカンドインパクト The Second Civil War
南北戦争がまた起きちゃうかも、というドタバタ
テーマは割と深刻でも、やっぱりテロ以前のアメリカらしい明るさと軽さ
音楽が伝統的正統派っぽくてよかった
⭐7/10
Study of a River
ひどすぎる断片的な映像をただ繋げただけ
しかも1997年にモノクロ、音楽も音もなし
見え透いたあざとさ
⭐1/10
フル・モンティ The Full Monty
音楽:アン・ダドリーロバート・カーライル(ガズ)
芸達者が揃っている
なんで役者をやっているのか?と思うくらい見た目は普通の人たちばかりだが、
ぴったり役柄にはまっていて演技であることを感じさせない
美男美女もいなく、胸躍るアクションもなく、こんなの誰が見るのだろうと思うが、
イギリスでは大ヒットしたらしいハート・ウォーミングな傑作
自殺するという人に、
「水に飛び込んだらどうだ?」という直球ギャグ
「僕は泳げない」
「だから死ねるんだろ!」
ミュージカルもあるらしい
7/10
Cube
斬新な試みを、という意欲は感じられたけど、期待外れだったアイデア一発な奇抜な設定で始まり、説得力のある展開はなく、それだけ 竜頭蛇尾
俳優たちの必死な演技が空回り、あいまいで意味ありげなラスト
カナダの低予算作らしいので仕方がないか…
デジキューブというゲーム会社が昔あった
続編あり
1/10
CURE キュア
一時期大流行したサイコスリラー重たいムードで堅実な作りだがつまらない
朗読マシンのようにテンポが一定
意味ありげな断片を次々繰り出すがそれっきり
いつもの役所広司
音楽なし
⭐3/10
うなぎ
地味で、なんとなく気まずい人間ドラマ中心の、これぞ邦画
だが映像は、アナログしっとり画質ながらも、乾いた爽やかな風景が多くて見やすい
個性的だが邪魔にならない池辺晋一郎の音楽が匠の技
「終わり良ければ…」的にまとめていたが、いくらなんでも役所広司(の役)の
器が大きすぎ、心が広過ぎると思った うなぎがどうのこうのの問題じゃない
⭐8/10
Hana-bi
監督・脚本・編集:北野武音楽:久石譲
ビートたけし(寡黙な刑事)
岸本加世子(不治の病に冒されている彼の妻)
和風ハードボイルド
画面一杯降り積もった雪景色や、穏やかな潮騒の海辺(キタノ・ブルー?)など、
映像が美しい
本筋がかなりセンチメンタルでクサイので、
所々に挿入されるベッタベタに直球のギャグがいいクッションになっていた
8/10
Hana-biと分けることで、「花」の誕生、更新、「火」の破壊の代行者という相反するイメージを表した。
もののけ姫
監督:宮崎駿
良かった
基本的なスタイルは「ナウシカ」などと同じく、凛々しい女の子が大活躍し
自然保護を暗黙に訴える、みたいな感じだったが、そういったメッセージ性や
解釈を吹き飛ばす「動きの美」文字通りの「アニメーション」があった
鬼神の様に勇敢なアシタカ(だが俊敏なヤックルに跨り、武器はスマートな弓矢)、忍者の様に身軽なサン(もののけ姫)、彼らの目にも留まらぬ速さは見ているだけで胸が躍り、
ヒトに対する怒りに燃える森の動物達も、特に、滑らかな動きのふかふかそうな白い山犬たちなど、
幻想的でとても美しかった
全体的に、セリフや音楽抜きでもとりあえず完成している、ような気さえした
だが現実世界はサンやアシタカの思いとは全く正反対の方向(地球温暖化、拝金主義)に…
それに、こういったある種の「啓蒙」には、やっぱり「奇跡」を描くことが必要なのだろうか…
10/10
劇場版 フランダースの犬
声の出演:山本圭、岡江久美子、鈴木保奈美、八木亜希子、伊集院光
ケッ!と唾を吐いて横を向きたくなるほど道徳の教科書的な作風
こんなの見せられて一体どうしろと?と言わざるを得ない、正視に耐えがたい程の絵に描いたような悲劇
1/10
音楽
OK コンピューター OK Computer
ラジオヘッドじゃなかったか レィディオゥヘッドでもなかったかもろに短調の気怠い曲が多くて、白人の自己憐憫というか黄昏というか、永遠の英国病、斜陽イギリスというか・・・
007シリーズもダニエル・クレイグになってすっかり重たくなってしまったし、関連の小太りなアデルもこれまたド短調の哀愁ただよう曲だったし・・・
聞いていて憂鬱になるばかりだが、歌詞がいいのだろうか? 魅力がわからなかった
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