映画
ヒートHeatユージュアル・サスペクツ The Usual Suspects
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!
ヒート Heat
Heat full movie . english - YouTube
犯罪ドラマの最高傑作の一つ。マイケル・マン入魂の逸品
1995年のロサンゼルスを舞台にした、法のこちら側(アル・パチーノ)
と向こう側(ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー・・)との
スリリングな攻防を、それぞれの身辺状況なども盛り込みながら
じっくりと描いた作品
主演者たちはもちろん、脇役の一人一人、ロケーションの隅から隅まで
丹念に作りこまれている。カメラの動きや、カットの繋ぎ方なども
さりげなく凝っていた
この作品でのデ・ニーロのルックスっぽいトム・クルーズを後年見たような記憶
銃撃シーンが専門家の指導を受けてかなりリアルだという
⭐10/10
ハナとマッコーリーのレストランでのシーンで、二人の間のなじみのなさをリアルにするためにリハーサルはすべきではない、とロバート・デ・ニーロは感じ、マイケル・マンも同意して、この場面はぶっつけ本番で撮影された。
銀行強盗後の銃撃戦の場面は、攻撃される中での正しい撤退の仕方の例として、アメリカ海兵隊の新兵たちに見せられた
ケヴィン・ゲイジは2003年に2年間投獄され、刑務所仲間や看守に、映画で演じた役名のウェイングロと呼ばれていた
ユージュアル・サスペクツ The Usual Suspects
スティーヴン・ボールドウィン、ガブリエル・バーンケヴィン・ポラック、ケヴィン・スペイシー、ベニチオ・デル・トロ(サスペクツ)
「最後にどんでん返し」な犯罪モノ
「シックス・センス」や古くは「羅生門」などと同じく
映画ならではの表現方法ではあるが、この作品はいかにも
「緻密に計算して構成しました」という感じで、
ミエミエと言っていいほど作り物然としている
ベタベタにロマンチックな音楽も少し浮き気味だった
登場人物は中年男ばかりで,激しいアクションも特になく、かなり地味な感じ
だが、容疑者の一人、パンチパーマに真っ赤なシャツの
フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)だけは、
ストーリー上はそれほど重要ではないにもかかわらず、
その恐ろしくワルそうな存在感はすごいものがあった
またそのルックスときついナマリのあるとぼけた口調とのギャップがまた
すごいものだった
⭐8/10
12モンキーズ Twelve Monkeys
脚本:デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ主演:ブルース・ウィリス、マデリーン・ストウ、ブラッド・ピット
当時そろそろ古くなり始めていた近未来Sfもの
もはや定番になった時間が交錯する展開だが、よほどじっくりと見るか、何回か見ないとわかりにくい
終わってみれば「これなら途中はどうとでもできるのではないか?」
と思えて、いまいちしっくりこなかった
ブルース・ウィリスは安定した存在感 ヒロインは美人だが地味な感じ
狂人を演じたブラッド・ピットがなかなか良くて、特にカメレオンの様に不気味な目の動きは
かなりのものだった
音楽が古典的だが印象的で、特にテーマらしいアコーディオンらしきもののメロディーはずっと耳に残った
セリフやムードで語られる「未来への警告」のようなもの・・・これらは全て悪い方へ実現している、ような気がした
⭐7/10
セブン Se7en
監督:デヴィッド・フィンチャー
モーガン・フリーマン、ブラッド・ピット(刑事、ベテラン&若手)
グウィネス・パルトロウ(ブラッド・ピットの奥さん)
ケヴィン・スペイシー(犯人)
一時期とても流行ったサイコ系犯罪もの
とても頭がいい(らしい)犯人が仕掛けてくる連続猟奇的殺人を、
月曜日から七日間に渡って追っていく
全編に漂う苔むしてカビ臭そうな薄暗いムードが素晴らしかった
オープニングの映像が非常におしゃれで凝ったもので、これも当時大いにはやり、
ゲームやテレビなどでパクったようなものをしばしば見かけた
またその音楽も、今聞いても斬新さが感じられるクールで素晴らしいものだった
劇中のサントラ(ハワード・ショア)は古典的なものだったけど
95年作ということで、わりとスローペースで閉塞感たっぷりに進行する
やがて空間が開け、乾いた場所で一気に収束するよく出来たストーリー
すっとぼけた顔して得々と供述する犯人役のケヴィン・スペイシーは
「ユージュアル・サスペクツ」でも同様の、独特の歩調キャラを演じていた
⭐8/10
ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 Strange Days
製作、原案、脚本:ジェームズ・キャメロン
名作になり損ねた感じのそれなりの大作
劣化ブレードランナー、ニューロマンサーの映画化失敗みたいな要素あり
レイフ・ファインズがほんわかした優男で、世紀末のストリートのワルっぽいこの役にはいまいちパンチが足りなかった
ジュリエット・ルイスは色っぽい
所々入る主観映像がスリリングで力が入っている
エンディングのピーター・ガブリエルの曲が中々いい
⭐7/10
デスペラード Desperado
メキシコ?の黒澤=三船、ロドリゲス=バンデラス前作のマリアッチは風景に溶け込んでいたが、今作のバンデラスはカッコ良すぎて浮いている
セクシーなサルマ・ハエックとのラブシーンは両者とも長髪なので一瞬レズかと
重要かと思われたキャラがあっさり死んだり、あまりしっくりこない脚本で
前作よりスピード感が落ちた
クライマックスの銃撃戦が、突如ど演歌からテクノへ変貌したかのように盛り上がるが、
全体的にけれん味が強すぎてお笑いに
⭐6/10
エル・マリアッチ:「ギター弾くより引鉄をひく方がやさしいよな。作るより壊すのが易しい。」
レイティング対策のため、撮影済みの暴力描写シーンを大幅にカット
ブレイブハート Braveheart
フリーダム!監督、製作、主演を兼ねたメル・ギブソンの熱い思い
力あるのみ、やるかやられるか?・・・の時代
また、その勝負が、刃、矢、槌、など直接肉体を破壊する個人的?な武器ばかり・・・これは痛い、厳しい (≧△≦)
⭐7/10
ブレイブハートは実はウィリアム・ウォレスではなくロバート1世のニックネーム
史実とはかなり違い脚色されている
多くのスコットランド人が映画でのロバート1世 (スコットランド王)の描かれ方に気分を害した
トイ・ストーリー Toy Story
エグゼクティブ・プロデューサー:スティーヴ・ジョブズ
ピクサー第一作
明るくさわやかで楽しかった
が、こういう子供向け作品ではよく感じるが
こんなに明るくさわやかで子供たちは退屈しないのだろうか?
もうちょっと謎めいた感じがあるほうが自然たと思うが
キレイキレイしすぎているような・・・
ケーブルテレビで見たが、唐沢寿明が吹き替えをやっていた
中々うまかった
⭐10/10
憎しみ La haine
タイトルから連想される重さはあまりない
白、黒、アラブの兄ちゃんトリオのグダグダ
DJのスクラッチやブレイクダンスなど、多少
気の利いた部分もあるが大部分はダラダラ
1995年にモノクロというのもただ雰囲気だけだった
⭐6/10
天使の涙 堕落天使
監督、脚本:ウォン・カーウァイなんだこの邦題は
オシャレな雰囲気もの お話はつまらない
暗めの映像 妙なカメラアングル
金城武全盛期か セクシーでかっこいい
浅野温子さんみたいな女優が出てた
アジア人にブロンドパーマは全く似合わなくてお笑い
⭐6/10
Scratch and Crow
36歳で亡くなられたヘレン・ヒルさんのアニメ水彩画風な絵にタイプライター的なフォント
さっぱりわからないアート系
⭐2/10
とつぜん!猫の国 バニパルウィット
やなせ、ではなく、なかむらたかし氏原作、監督、脚本サイケデリック並みの派手な色彩
キャラが人間も猫人間もいまいちカワイさが足らなかったような
音楽は三枝成彰で手堅い
ラストのテーマはいかにも楽譜的で歌いにくそうだったけど
⭐6/10
美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡
初めて見るセーラームーン
びっくりするほど伝統的な作風だった
従来の男の子向け戦隊ヒーローものがそのまま女の子向けに置き換えられている
順番に大見得を切ったり、大声で技の名を棒読みしたり
子供を誑し込んで世界征服をたくらむ敵がいて、もちろん勝ったり
変身前後で顔が変わらないところだけが違った
しかし変身シーンは素敵だ
さすがに「美少女」でスタイルも良く、神秘的な音楽も効果的で
アニメとはいえウットリだった
タキシード仮面で男が一応居るのは「レズではない」アピールか
⭐8/10
劇場版 ユンカース・カム・ヒア
原作、音楽:木根尚登
文部省選定
ユンケル黄帝液のJunkerか?
ほんわかしてかわいい絵柄
アニメには珍しく目がかなり小さいキャラデザイン
耳年増な年頃女の子の生々しい家庭の事情、の話は
広がりが全くなくてつまらない
ユンカース(犬)はほとんど関係なし
何が「カム・ヒア」だっつーの
⭐4/10
ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス
栗田貫一の初ルパン作らしい
山田康雄さんそっくり
次元の見せ場が少なかった気がするが
おなじみのメンバー勢ぞろいで安定して盛り上がる冒険活劇
⭐7/10
MEMORIES
Otomo Katsuhiro's Memories 1995 : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
製作総指揮、総監督:大友克洋
アニメ3本オムニバス
3Dではない古典的アニメだが表現豊かな力作
1「彼女の想いで」 SFオペラ文学アクション
2「最臭兵器」 等身大の日本 もっとも大友氏らしい作と思われ 臭いというのはさすがにわかりにくい
3「大砲の街」 全体主義ディストピアンアート少年
⭐7/10
サンクチュアリ
Sanctuary OVA : Toho : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
OVA
原作画:池上遼一
原作の雰囲気はよく出てる
音楽がジャズ、ダボっとしたファッション バブル期の日本らしいキザったらしさがくすぐったい
アニメは顔のアップのみ良く他はイマイチ
⭐7/10
Gunsmith Cats
原作:園田健一
OVAエピソード3本
タイトル通り銃、車、そして何よりアメリカ
主役が女の子でカワイイ絵柄のキャラだが、内容はヘビーな古典的アクション話は過去の焼き直し寄せ集めっぽくて新鮮味は特になかった
カーチェイスのシーンとジャズ=フュージョン風のノリのいいテーマ音楽は良かった
⭐6/10
マクロスプラス MOVIE EDITION
Macross Plus Movie Edition 1995
メカアクションとアイドル芸能を強引に組み合わせようとして共倒れ感
人間ドラマが無駄に湿っぽく愚痴っぽい
音楽も伝統的オーケストラと女性ボーカルが居心地悪く並ぶ
結局あまり盛り上がらなかった
⭐6/10
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!
TVスペシャル第7作
壮大なのか行き当たりばったりなのか、コメディなのかシリアスなのかよくわからない展開
メンバーにまんべんなく出番はあるが、ヒロインも敵のボスも、肝心のハリマオの財宝も、
ギャグもアクションも、色々とトホホな感じでイマイチ
⭐6/10水の中の八月
August In The Water (1995) : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
August in the Water (1995) - Full Movie / English Subtitles - YouTube
イメージ膨らむタイトルは最高 、内容はガッカリ
青春、スポーツ、恋愛、SF、地域ドキュメンタリー…要素をすべて中途半端につまみ食いで並べただけ
テンポ超スロー、雰囲気に頼り切ってダラダラ
しっとりのフィルム画質が似合わない 特に女子高生の高飛び込みなどはデジタルのツルテカ画質で見たかった
アニメでかわいく派手にやったほうが良かったんじゃないかという気がした
⭐3/10音楽
"Dear Mama"
ヒップホップらしからぬ、昭和のド演歌のような、お涙頂戴な歌詞 切ない曲調「湿っぽい身の上話してんじゃねえよ!」ということでこの人は射殺されてしまった、のだろうか?
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