ニュールンベルグ裁判 Judgment at Nuremberg
エル・シド El Cid
伝説的なマレーネ・ディートリッヒや、「オズの魔法使い」でドロシーを演じていた
ジュディ・ガーランドが太ったオバさん(ダイエットしようと思ったが、役に合っているのでしないように監督に言われたらしい)になって出ていたりと、
当時のスター達が勢揃いしているが、
特に、裁かれる側の一人を演じたバート・ランカスターの貫禄、存在感が凄いと思った
ブルドーザーでの死体処理の光景など、ドキリとさせられる当時の資料映像なども使われていて
当たり前だが、かなりシリアスで重厚な作品だった
「東京裁判」というドキュメンタリー映画もあった
勝てば官軍負ければ賊軍
⭐6/10
音楽:レナード・バーンスタイン
微妙に変な作品
登場人物がイタリア系とはいえ、ダウンタウンで、
元気一杯な青年が、オペラ風に「マリア、マリア」と瞳をキラキラさせて歌う
というのはかなりシュールでギャグ寸前
だがこの、エルヴィス・プレスリーあたりから始まり、20年後のマイケル・ジャクソンなどにも繋がる、
クールにデザインされた不良、ワルというノリには、歴史と伝統が感じられて興味深かった
冒頭で指を「パチッ、パチッ」と鳴らすシーンがかっこいい
⭐7/10
「ニューヨークの心理的に少し不安定な若い女性」というのは「マイ・フェア・レディ」や「ローマの休日」
よりも基本テーマがかなり新しい、と思った
名曲ムーン・リバー
さすがティファニーだけにオシャレなファッション
ユニオシ
「いつかティファニーで朝食を」というマンガ、ドラマがあるらしい
⭐5/10
ケネディ大統領 就任演説(字幕訳版)2/2 - YouTube
有名な
実に正しい、全くその通りだがしかし…
一つのエンタメとしてみると素晴らしいが、実際の政治としては
数億人のいる国で一人の人間が頂点に立ってどうこうするのはどうしても無理がある、と思う
これの約3年後に悲劇か…
主演:マルチェロ・マストロヤンニ、ジャンヌ・モロー、モニカ・ヴィッティ
画面の隅から隅まで伊太利亜御洒落
日本やアジアでは照れ臭すぎてできないヨーロピアンな黄昏れ
押しつけがましいところ皆無 全編まったり上品
自然も人口物も、モノクロというイコライザー効果で
すべてが浮かず霞まず完璧なハーモニーの映像美
⭐9/10
このタイトル、邦題だけで大満足
黄昏のヨーロッパ モノクロームの美
去年はマリエンバートで君とパントマイム、パントマイム♪ (佐野元春)
⭐6/10
三船敏郎の浪人役は当然として、
襟巻き姿でピストルを持ち「空っ風までお出迎え」してしまう、悪役の卯之助(仲代達矢)、
「出てってくれ!」と言いながら「事の起こりは・・・」と状況を完全に説明してしまう
居酒屋の親爺(東野英治郎)など、役者達が黒澤作品でお馴染みのメンバーながら、
皆役にぴたりとはまっていた
砂ぼこり舞う寂れた宿場街という舞台に、無国籍だがなんとなくジャパネスクな音楽(佐藤勝)
後に「荒野の用心棒」でパクられたのもうなずけるような
クールでハードボイルドな魅力がたまらなかった
男の中の男、用心棒本間先生
⭐10/10
多少なじみがあるJR横須賀駅が今とあまり変わらぬ姿で写っていた
主人公(長門裕之)の投げやり、すね気味だがかわいげのある口調がよかった
アメリカ人の流暢な日本語もよかった
背中に刺繍の入ったジャンパーはいまだ健在、か
豪華なカラオケを作り、仕上げに唄うまい子を連れてきて歌わせた、的な
20世紀っぽい、良くも悪くもプロの戦略的な曲
歌謡番組で司会が「さあ、歌っていただきましょう!」とイントロが始まり
ギラギラドレスの歌手が登場、みたいな状況のサントラか
ジョン・レノン射殺を聞いたポール・マッカートニーが
"Oh, at last" と言ったとか言わなかったとか
この系統の対象の白人中流層は減る一方らしい
クサくなりそうな歌詞も、シンプルなバックに、説得力のあるボーカルで歌われるとまさにソウル
しみじみと感動
映画のほうはまだ見ていない…
エル・シド El Cid
ニュールンベルグ裁判 Judgment at Nuremberg
伝説的なマレーネ・ディートリッヒや、「オズの魔法使い」でドロシーを演じていた
ジュディ・ガーランドが太ったオバさん(ダイエットしようと思ったが、役に合っているのでしないように監督に言われたらしい)になって出ていたりと、
当時のスター達が勢揃いしているが、
特に、裁かれる側の一人を演じたバート・ランカスターの貫禄、存在感が凄いと思った
ブルドーザーでの死体処理の光景など、ドキリとさせられる当時の資料映像なども使われていて
当たり前だが、かなりシリアスで重厚な作品だった
「東京裁判」というドキュメンタリー映画もあった
勝てば官軍負ければ賊軍
⭐6/10
ニュールンベルグで撮影された
実際の法廷では弁護団席と証言台の間は約12mだったが映画のセットでは約9m
片目のジャック One-Eyed Jacks
監督、主演:マーロン・ブランド
カリフォルニアの雄大なパノラマ映像
渋くて貫禄があり目力もすごいが、
声が軽くて脱力するマーロン・ブランド
ヒロインがメキシコらしいエキゾチック美女
西部劇だがドンパチなどのアクションはほぼない
ドラマはひねりが効いていて、
テンポも遅く、かなり焦らされる
リアリティはあまりなく様式美の世界か
タイトルのキャラは出てこない
トランプのカードの組み合わせの事らしい
⭐7/10
エル・シド El Cid
EL CID - TOTAL MOVIE - YouTube
El Cid (1961) Charlton Heston & Sophia Loren - YouTube
11世紀のスペインの英雄エル・シドの対ムーア人バトル
3時間を超える長編
人、馬、船、武器、建物、衣装などなど、すべてがあきれるほどの物量、人海戦術な超大作
その分、人物史やドラマとしては、主演のチャールトン・ヘストン、ソフィア・ローレンなどは確かなスタアだったけど、やや大味のダイジェスト、駆け足気味のハイライト風
音楽も、濃い目のオーケストラ音楽が派手に全編鳴りっぱなしでメリハリに欠けた
⭐7/10
チャールトン・ヘストンの外見は劇中かなり老けていくが、ソフィア・ローレンはほとんど変わらない
ソフィア・ローレンのギャラ💰はチャールトン・ヘストンより高かった
ウエスト・サイド物語 West Side Story
監督:ロバート・ワイズ音楽:レナード・バーンスタイン
微妙に変な作品
登場人物がイタリア系とはいえ、ダウンタウンで、
元気一杯な青年が、オペラ風に「マリア、マリア」と瞳をキラキラさせて歌う
というのはかなりシュールでギャグ寸前
だがこの、エルヴィス・プレスリーあたりから始まり、20年後のマイケル・ジャクソンなどにも繋がる、
クールにデザインされた不良、ワルというノリには、歴史と伝統が感じられて興味深かった
冒頭で指を「パチッ、パチッ」と鳴らすシーンがかっこいい
⭐7/10
ティファニーで朝食を Breakfast at Tiffany's
小悪魔の元祖か「ニューヨークの心理的に少し不安定な若い女性」というのは「マイ・フェア・レディ」や「ローマの休日」
よりも基本テーマがかなり新しい、と思った
名曲ムーン・リバー
さすがティファニーだけにオシャレなファッション
ユニオシ
「いつかティファニーで朝食を」というマンガ、ドラマがあるらしい
⭐5/10
黒いシフトドレスは劇中に少なくとも4回登場するがアクセサリーを変えたりして別の外観にしている
撮影のために、ティファニーは19世紀以来初めて日曜日に店を開けた
19歳の役を演じたオードリー・ヘプバーンは当時31歳
Kennedy Inauguration Ceremony
ケネディ大統領 就任演説(字幕訳版)1/2 - YouTubeケネディ大統領 就任演説(字幕訳版)2/2 - YouTube
有名な
「国家が諸君のために何をなすかを問うな。諸君が国家のために何をなせるかを問え。」が最後に出てくる
”Ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country. ”
実に正しい、全くその通りだがしかし…
一つのエンタメとしてみると素晴らしいが、実際の政治としては
数億人のいる国で一人の人間が頂点に立ってどうこうするのはどうしても無理がある、と思う
これの約3年後に悲劇か…
夜 La notte
監督、脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ主演:マルチェロ・マストロヤンニ、ジャンヌ・モロー、モニカ・ヴィッティ
画面の隅から隅まで伊太利亜御洒落
日本やアジアでは照れ臭すぎてできないヨーロピアンな黄昏れ
押しつけがましいところ皆無 全編まったり上品
自然も人口物も、モノクロというイコライザー効果で
すべてが浮かず霞まず完璧なハーモニーの映像美
⭐9/10
去年マリエンバートで L'année dernière à Marienbad
今年は…このタイトル、邦題だけで大満足
黄昏のヨーロッパ モノクロームの美
去年はマリエンバートで君とパントマイム、パントマイム♪ (佐野元春)
⭐6/10
ココ・シャネルが衣装をデザイン
カール・ラガーフェルドのシャネル2011年春夏パリ・コレクションの基本インスピレーション
用心棒
黒澤明の時代劇の中で「七人の侍」の次に良かった ヨジムボ三船敏郎の浪人役は当然として、
襟巻き姿でピストルを持ち「空っ風までお出迎え」してしまう、悪役の卯之助(仲代達矢)、
「出てってくれ!」と言いながら「事の起こりは・・・」と状況を完全に説明してしまう
居酒屋の親爺(東野英治郎)など、役者達が黒澤作品でお馴染みのメンバーながら、
皆役にぴたりとはまっていた
砂ぼこり舞う寂れた宿場街という舞台に、無国籍だがなんとなくジャパネスクな音楽(佐藤勝)
後に「荒野の用心棒」でパクられたのもうなずけるような
クールでハードボイルドな魅力がたまらなかった
男の中の男、用心棒本間先生
⭐10/10
黒澤明は、三船敏郎の役は狼か犬のようなもので、仲代達矢の役は蛇のようなものと語った。この指示によって三船は三十郎の肩を動かすおなじみの仕草、犬や狼がノミをはらうのと同じやり方を思いついた。
木の箸を2本、生の鶏肉の中にいれ、それを刀で切った音を効果音にした
豚と軍艦
豚は確かにたくさん出てきた。軍艦は・・・?多少なじみがあるJR横須賀駅が今とあまり変わらぬ姿で写っていた
主人公(長門裕之)の投げやり、すね気味だがかわいげのある口調がよかった
アメリカ人の流暢な日本語もよかった
背中に刺繍の入ったジャンパーはいまだ健在、か
"At Last"
アメリカの天童よしみ、エタ・ジェイムズ豪華なカラオケを作り、仕上げに唄うまい子を連れてきて歌わせた、的な
20世紀っぽい、良くも悪くもプロの戦略的な曲
歌謡番組で司会が「さあ、歌っていただきましょう!」とイントロが始まり
ギラギラドレスの歌手が登場、みたいな状況のサントラか
ジョン・レノン射殺を聞いたポール・マッカートニーが
"Oh, at last" と言ったとか言わなかったとか
Crazy
伝統的、コンサバ・バラードの元祖の一つかこの系統の対象の白人中流層は減る一方らしい
スタンド・バイ・ミー Stand by Me
そばにいて支えてくれるような、頼りになる存在、それは…クサくなりそうな歌詞も、シンプルなバックに、説得力のあるボーカルで歌われるとまさにソウル
しみじみと感動
映画のほうはまだ見ていない…
コメント
コメントを投稿