1930

映画

西部戦線異状なし All Quiet on the Western Front

第二次世界大戦、ベトナム戦争ものはたくさんあるが第一次世界大戦のは珍しい気がする

当時の超大作らしい
白兵戦の場面が、かなりの多人数で敵味方入り乱れかなりすごい
横スクロールで動くカメラに進軍感がある

墨絵のようなモノクロが黒澤映画を思い出させる

劇中にほぼ音楽なしで臨場感アップ

悲惨だが、かなりマイルドな描写に抑えてある様子 主人公は修羅場を生き抜いても理性や良心を失わない好青年 気のいい戦友たち

せつないラスト タイトルが胸に沁みる

8/10

「君たちはまだ祖国のために死ぬのは素晴らしいと思っている。最初の爆撃でよくわかった。祖国のためというならば、そもそも死なないほうがいい。」

キング・オブ・ジャズ King of Jazz

すでにカラー
既にMTV風に口パク

ジャズだけでなく様々なジャンルの音楽、ダンス、コントその他が
芸能世界遺産かのように次々これでもかと繰り出される

不気味な白塗りメイクに
俗悪一歩手前のケバい演出

回るステージ 初期の特撮 人海戦術
ザッツ・エンタテインメント

1930年にこれだけの事ができる余裕のある国
と戦争するとは当時の日本の思い上がりはすごかった

7/10

Pups Is Pups

子供(白人、黒人、アジア系、男の子、女の子、皆仲良く)、動物(犬、豚、カエル、亀、ヤギ…)やはり昔から「かわいいは正義」だったのか

ベタ過ぎて誰もやらなくなった基本ギャグが炸裂
気持ちよく笑えるハートウォーミングコメディ

8/10

From Stump to Ship

林業ドキュメンタリー
伐採され運ばれ工場で板などになり船に乗せられてめでたく出荷

機械の力を借りつつも、人力、馬力、水力など自然の力を生かした
リア充な労働が楽しそう

8/10

The Augustas

映像資料
モノクロ、セピア、色あせたカラーの風景
生まれてない時代、行ったことのない場所なのにノスタルジーを感じる
アナログフィルムにはデジタルにはない特殊な効果があるのだろうか?

10/10

黄金時代 L'âge d'or

監督、脚本:ルイス・ブニュエル
脚本:サルバドール・ダリ

特筆すべき点全くなし
ダリが絡んでいても特に映像や美術に冴えもなく
何が黄金なのかさっぱりな笑えないコント

4/10

音楽

ボレロ Boléro

作曲者のラヴェル先生自身の指揮によるものらしいが、実は違う人だったりして…

合奏の部分はそれなりだが、ソロがかなり下手でヒヤヒヤさせられるところが多い
当時はまだ新曲で真剣に取り組んでもらえなかったのだろうか?

基本的なアイデアが打ち込み向き
特にリズムは完全にロボット

Boléro (Ravel, Maurice) - IMSLP/Petrucci Music Library: Free Public Domain Sheet Music

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