1970

ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間 Woodstock
ある愛の詩 Love Story
ファイブ・イージー・ピーセス Five Easy Pieces
パットン大戦車軍団 Patton
地球爆破作戦 Colossus: The Forbin Project
クレオパトラ

映画

ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間 Woodstock

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楽しかった スライとじみへんが特に気に入った

今では野外フェスなど珍しくもない光景だが、当時はこんな動きは
史上初だったのだなあ

⭐8/10

ある愛の詩 Love Story

「ある愛の詩(笑)」

「愛とは決して後悔しないこと」 というコピーでダメ押し(笑)

この邦題と同じ題の日本の小説があるらしい

⭐5/10

実際のハーヴァード卒業生トミー・リー・ジョーンズの映画デビュー作。作家エリック・シーガルは、ライアン・オニールのキャラクターを、ジョーンズと彼のハーヴァードのルームメイトで将来の副大統領アル・ゴアを基本にした

ファイブ・イージー・ピーセス Five Easy Pieces

実家が大金持ちの青年(ジャック・ニコルソン)が、肉体労働に勤しみつつ、
自分探しに悩む姿

70年代らしくウダウダとした内容だが、やはりアメリカらしく、どこか乾いていて
途中はロード・ムービー風になったりもして開放感があった

身勝手で無責任なラストも印象的でよかった

軽そうな彼女役のカレン・ブラックは、
等身大のバービー人形みたいで、この人だけが次世代、未来を感じさせた

⭐6/10

パットン大戦車軍団 Patton

脚本(の一人):フランシス・フォード・コッポラ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

パットンさいでりあ

ミリタリー・マニアにはたまらなそう
パットン将軍の栄光の軌跡

同じ戦争物でも、その後のベトナム戦争などとは捉え方がかなり違う
良くも悪くも、まだ戦争に「ロマン」があった、というか、あるべきだとみなされていた気がする

⭐1/10

ジョージ・C・スコット(パットン)はアカデミー賞主演男優賞を受賞したが、役者同士の競争は不公平で「肉のパレード」だとして拒否した

予算のほぼ半分がスペイン軍から借りた兵隊と機材に費やされた

ニクソン大統領のお気に入りの映画

地球爆破作戦 Colossus: The Forbin Project

そそる邦題と「核ミサイルを管理するコンピュータの暴走」
という内容にしては、 登場人物があまりにもレディース&ジェントルメン
で落ち着きすぎで盛り上がらない

主演の人が白人版柴田恭兵で「地球爆破?関係ないね」とか言いそう
 
セリフ棒読みのコンピュータ、コロッサスは「2001年宇宙の旅」のHALに近い

⭐6/10

暗殺の森 Il conformista

暗殺の森美術館

イタリア映画というのも見なくなったなあ

よく言うと 詩情 文学性 作家性
悪く言うと 独りよがり 勘違い 痛いヤツ
ベルナルド・ベルトルッチはどっちだ?
今じゃ堂々と前者でいることは難しい 男では特に

ステファニア・サンドレッリが健康的で色っぽい
この監督の20年以上後の作品「魅せられて」のリブ・タイラーにも通じる魅力だ

conformist 従う人 遵奉者 順応する人・・・ひよる、か?

⭐5/10

原作は全能的な視点から語られているが、映画化のため、記憶や感覚が不確かで誤解を招くような主人公からの視点にあえて変えた

Multiple SIDosis

テープレコーダーによる一人多重録音というまさしく過去の遺物
カセット以前の巨大なデッキ
変わらないのはガイドのメトロノームの音 コッコッコッコッ・・・
バンジョーやウクレレなどを使った陽気な音楽

⭐5/10

Nola という曲を演奏

Serene Velocity

視覚的拷問
直視していると吐き気を催す
てんかん発作の危険もありそう

やはり大衆の洗礼を受けないこの種の独りよがりな実験作はろくなもんじゃない

⭐1/10

クレオパトラ

監督、構成、原案:手塚治虫

最初と最後だけ実写にアニメ合成

全体的に企画もの、実験作っぽい冷めた雰囲気
細かいギャグが連発するが、時を越えられなかった時事ネタ、下ネタが多く
滑りまくる

キャラデザインは確かに手塚っぽいが、
クレオパトラの性格が今では歓迎されなそうな設定

音楽が冨田勲だが特にシンセなども聞こえず普通の職人芸

6/10

音楽

ビッチェズ・ブリュー Bitches Brew

「ルパン三世」のサントラのパクリ…逆か

未経験なので推測だが、ドラッグでハイになった状態で聞いたら実に気持ちよさそう

天の守護神 Abraxas

Incident at Neshabur ~ Santana - YouTube

Hope You're Feeling Better ~ Santana - YouTube

ラテン・ロックやチカーノ・ロックといったジャンル名そのもののサウンド
哀愁のギターソロが官能的

普通のロック・バンドの楽器とポコポコ、ペコペコいうラテン・パーカッションが違和感なく同居している

死んでしまったプリンスもサンタナっぽいソロを弾いたりしていた

The Tears of a Clown

テーマパークのBGMのようなポップさに
微妙に泣かせるサビは確かにソウル

"Get Up (I Feel Like Being a) Sex Machine"

ミソッパ」の元祖
日本のCM業界というやつはまったく…

オハイオ Ohio

切ないハモリがきれいに決まる
この系統も消え去ったか 少なくともプロテストを商品として売るというのは
今では難しそうだ

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