1939

若き日のリンカン Young Mr. Lincoln
駅馬車 Stagecoach

映画

風と共に去りぬ Gone with the Wind


1939年にこの超大作・・・
アメリカの、当時の精神的、物質的な余裕に、今更ながら圧倒された

6/10

アカデミー作品賞を受賞した初のカラー映画

 スカーレット:「レット、レット・・・レット、あなたが去ったら、私はどこへ行けばいいの?どうしたらいいの?」
レット・バトラー:「正直、どうでもいい」

オズの魔法使 The Wizard of Oz

監督:ヴィクター・フレミング

少女ドロシーとゆかいな仲間達(臆病なライオン、ブリキ男、かかし)
の冒険を描いた、おなじみのファンタジー

「風と共に去りぬ」と同年、同監督の作品。
アメリカは昔から豊かだったのだなぁ、と改めて感心した

名曲「虹の彼方に」もやっぱり名曲だった

ちなみに「オズ」というのは原作者のL. Frank Baum氏が「The Wonderful Wizard of・・・」
まで考えて迷っていたところ、書類整理の3つの引き出しの名札に書いてあったA-G、H-N、O-Z
というのが目に留まり、そこから思いついたらしい

8/10

若き日のリンカン Young Mr. Lincoln

Young Mr. Lincoln (subtítulos en español) - YouTube

めっきりと見かけなくなった、絵に描いたような「いい話」、実写版「世界名作劇場」
「正義は勝つ」的なさわやかな後味

リンカーンを演じるヘンリー・フォンダが、仲代達矢のようにつかみどころがない雰囲気

⭐7/10

駅馬車 Stagecoach

後にカリスマ的な存在になるジョン・ウェインが、まだ若く
お坊ちゃん的で、野性味があまり感じられないのが意外だった

「騎兵隊が馬で見参」みたいなエキサイティングな場面が
モノクロ映画なので、砂漠の地面が白、疾走する馬達が黒で、コントラストが完璧だった

⭐3/10

ジョン・ウェイン80作目の映画

ゲームの規則 La règle du jeu


映像資料的 意外に人間ドラマが熱い 後半のドタバタもかなり激しい

ウサギ狩り、キジ狩りの場面は残酷すぎて今では無理そう

喜怒哀楽を詰め込み過ぎで、 結局話はよくわからなかったが、隅から隅までオシャレだった

「ゲームの達人」という大ヒットした分厚い小説が昔あった

監督のルノワール氏は画家でもあらせられるらしい

6/10

初上映時はとても評判が悪く、観客の一人は新聞に火を点け劇場を燃やそうとした

Marian Anderson: The Lincoln Memorial Concert

空、雲、ホワイトハウス
ワシントン記念塔、リフレクティング・プールに集まった大観衆
感動的なスピーチ
リンカーン像をバックに歌うアフリカン・アメリカンの歌手

冗談のように出来過ぎな歴史的映像

5/10

Cologne


美しい映像資料
ジオラマのような風景 「昔は良かった…」的な人々の暮らし ノスタルジア 癒される

8/10

ミネソタ出身の有名人といえばプリンス、ボブ・ディラン・・・

Early Abstractions

不快なスクリーンセーバー(死語か?)、てんかんの発作を起こしそうな抽象的アニメ

先駆的だったのだろうが、こういうおもてなしの心が全くないアートのためのアートの
価値付けというのはさっぱりわからない

1/10

残菊物語

Zangiku monogatari (AKA The Story of the Last Chrysanthemums) (1939) (English Subtitles) - YouTube

監督:溝口健二

日本の伝統的風景を生かしつつも、奥行や立体感、遠近感を生かしたカメラ🎥、映画ならではの新しい手法が冴えている

それぞれのシーンがかなり長くて緊張感があるが、押しつけがましい音楽がないので乾いた雰囲気で趣味がいい

役者の物語だけに舞台の場面はまさしく晴れ舞台 モノクロなのが惜しい

その彼(尾上菊之助)を支える乳母のお徳、か細い声がけなげで切ないが、今では歓迎されない女性像っぽい

8/10

音楽

ムーンライト・セレナーデ Moonlight Serenade


グレン・ミラー

死に絶えた大人の粋

イン・ザ・ムード "In the Mood"


楽しい
第二次世界大戦で重苦しい時期にこんなムードでいられたアメリカの余裕、これは勝てるわけがない…

エビが食べたくなる

Body and Soul


まだホットさがある渋過ぎないジャズ
逞しい肺活量を感じさせるブォウオゥオゥという細かいビブラートが色っぽい

奇妙な果実 "Strange Fruit"


悲しい内容の曲だが、こういうものがレコードという当時最先端のエンタメの商品としてすでに売られていたという事実が面白い

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