1947

美しい映像　リアルとは違い、確かに古いのだが、カラーはこうあるべきと思わせる名画の様な魅力

ヒマラヤの修道院という舞台も、よくできたRPGが実写化されてさらに良くなったような説得力

主役のデボラ・カーをはじめとする尼さんたちも、マネキンのように白く美しい

だがそのうちの一人、悪女的な存在のキャスリーン・バイロンのダークな存在感が後半ものすごいインパクトですべて持って行った　

実写版少女漫画から突然クールなゴシック・ホラーになったような迫力で感動した

9/10

これは洒落ている

主演のリタ・ヘイワースが、髪型、ファッション、メイク、全身完璧に決まっている

脚本、監督も兼ねたオーソン・ウェルズも、それほどハンサムではないが、

男臭く貫禄があって相手役としてはバッチリ　ふたりとも演技もいい

ヨットクルージングで南国リゾート、水族館デート、法廷、鏡の迷路とバラエティに富んだ舞台

モノクロでも美しい

話は、非現実的だがテンポがよく無駄がない進行　当時としてはかなり激しそうなアクションもあり、展開もスリリング　

古き良き時代のフィルム・ノワールの傑作

9/10

道徳の教材のように直球

素朴な特撮だが、デザインや構図や音楽が良く効果抜群
サンダーバード、ミクロマン、ゴジラなどを思い出した

7/10

動く絵第一番

バッハのブランデンブルク協奏曲第3番をサントラに
カラフルな幾何学模様がいろいろと描かれる

今見ると他愛もないが、1947年にこれはなかなかすごい

4/10

いろいろと