1965

映画

夕陽のガンマン Per qualche dollaro in più

夕陽のガンマン Per qualche dollaro in più

For A Few Dollars More (HD) - Full Movie - YouTube

ポンチョを着て高楊枝の、一匹狼で賞金稼ぎの、クールで強い夕陽のガンマン
こんなにおいしいとこだらけの男性キャラと、それを嫌味にならずに
演じられる人は、もうこの先現われないだろう、おそらく…

⭐7/10

サウンド・オブ・ミュージック The Sound of Music

究極の「古き良き世界」 いつも明るく前向き いい話
白々しいほどのさわやかさ

「ドレミの歌」「エーデルワイス」・・・おなじみになり過ぎな名曲の数々

⭐10/10

映画ではトラップ一家はアルプスを山越えしスイスへ向かっているが、実際は地元の駅まで歩きイタリア行きの列車に乗った。
イタリアからロンドン、最終的にアメリカ合衆国まで飛んだ。

ジュリー・アンドリュースは、この映画の役が「メリー・ポピンズ」で演じた役と似すぎているので断ろうとした

トラップ一家がオーストリアへ脱出した後、彼らの家はハインリヒ・ヒムラーが引き継ぎ、ヒトラーが何度か訪れた

ドクトル・ジバゴ Doctor Zhivago

原作:ボリス・パステルナーク

雪に包まれたモスクワやツンドラなどの冷たく広がる風景と、
人間達の熱く稠密なドラマとの対比がいい

ジバゴを演じるオマー・シャリフが、
現在ではほとんどギャグと取られそうな位の濃い顔をしている

同じく今ではほとんど見られなくなってしまった超マジな劇画調の雰囲気は、
多少「韓流」ものなどと近いものがあるかもしれない

ドクターではなくドクトルなのはなぜか? どくとるまんぼうというのも昔あった

6/10

国際色豊かなキャストの中に、ロシア人、ロシア系は一人もいない

ファスタープッシーキャット キル!キル!Faster, Pussycat! Kill! Kill!

サブカルの伝説ラス・メイヤー監督作
期待して観たがつまらなかった…

強引なストーリー展開はWWEのように白々しく、
役者たちは熱演しているが、喜怒哀楽が空虚でむなしい。

眉毛書きすぎな東洋系女リーダーは迫力があってかっこよかったけど…

ベトナム戦争中にこんな映画が作られ一定の評価を得て残るとは、
アメリカはやはり懐が深い

5/10

反撥 Repulsion

Repulsion | Full HD Movies For Free | Flick Vault - YouTube

モノクロの美

おしゃれに始まり、この監督(ロマン・ポランスキー)らしさが徐々に出てくる

人や車の往来が激しい街中(ロンドンらしい)を役者たちが普通に歩いて撮影している

主演のブロンドのカトリーヌ・ドヌーヴが昭和の少女漫画のような美しさ
一瞬映る太ももが色っぽい

たまにある殺傷シーンがサクッと描写されて乾いた怖さがあるが、
それ以外は多少眠くなるゆったりな展開

繁殖行為で客体になる事への「反撥」か?

8/10

アルファヴィル Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution

ゴダールでござーる 文学性 思想性 いかにも60年代
エトランジェ、アヴァンチュール・・・カタカナでなじみがある

銭型のとっつぁん風の主人公

設定はSFだけど、撮影当時のパリの風景やファッションがいい雰囲気

6/10

Felicia

カリフォルニアの黒人少女のドキュメンタリー
隔離された地域らしく不満もあるらしいが、
広々としてて清潔そうで、今の視点でも「充分じゃないですか」と思う

砂漠のシモン<未> Simón del desierto

ストレートに宗教ネタらしいが、
本気かギャグなのかはっきりしない

カラーで見たくなる広々とした風景

よくわからないまま終わった
本気(宗教など現代では意味がない)ならばひねりがなさ過ぎるし
ギャグならばおとなし過ぎる

6/10

赤ひげ

黒澤、三船コンビの最後の作品
黒澤明最後のモノクロ作品

ドライな現代から見ると、多少お涙頂戴でクサ過ぎる、と思えないこともないけど
素直な気持ちで見れば、泣けるいい映画だった

セットや衣装なども黒澤らしいこだわりで作りこんであり
コクのあるモノクロ映像の中、じっくりと江戸情緒(原作:山本周五郎)に浸れた

ただ、かなり長い。区切りのないオムニバスの様に、相互に関連の
ないエピソードが幾つか繋げてあって、3時間を越える

「青ひげ」という童話もあるらしい

10/10

カーク・ダグラスが撮影中のセットを訪問した

1722年に建てられた小石川養生所をモデルにした診療所 残っていた設計図も使われた

東京オリンピック

Tokyo Olympiad (1965) : kon ichikawa : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive

監督:市川崑

1964年の方の東京オリンピック

ドキュメンタリーとしては全くの正統派 貴重な記録映像

 大会運営としてもお手本通り、教科書通り

 がんばれニッポン的な、国全体的なもの、街の声などもなく、大会そのもののみに限定

感動ポルノのような押しつけがましさがなく、淡々として趣味がいい

うるさく煽る実況解説もなく、ナレーションでは「チーム」じゃなくて「ティーム」

 所々、ここぞというところで入るスローモーション映像が美しい 音楽もよかった

8/10 

獣の剣

けものじゃなくけだものの剣、らしい

子連れ狼のような浪人(平幹二郎)の単純な逃亡記かと思ったら、くせのある人物(田中邦衛、加藤剛など)が続々登場し、砂金を巡ってからみあっていき、話がふくらんで面白くなっていく

チャンバラもそれなりにあるが、どちらかというと獣になりきれない人間としてのしがらみ、葛藤がメインで重い

岩下志麻がかわいく、その他女優たちもなんとなく色っぽくて良い

7/10

音楽

アイ・フォウト・ザ・ロウ "I Fought the Law"

メジャー・コードの魅力がギター、コーラスともに発揮されまくっている
左右にはっきり分かれたステレオ音響のリバーブも自然な奥行きがあって気持ちいい

Papa's Got a Brand New Bag


切れがよく立体的で潔癖なサウンドに、
「父ちゃん楽しいこと見つけてノリノリ」という
妙に日常的な歌詞の対比がいい

サティスファクション "(I Can't Get No) Satisfaction"

満足度調査

リフの魅力

「満足(できない)」というのも考えてみれば深い
人間は死ぬまで一生何かしら不満、か…

マイ・ジェネレーション (My Generation

じぇじぇじぇ の元祖か

ドモリをも取り入れるイギリスらしいユーモア

Do You Believe in Magic

ラヴィン・スプーンフル

明るく爽やか、いい歌詞いい唄いいサウンド
ポップの完璧な一例

大昔にテレビCMで聞いたような

ピープル・ゲット・レディ "People Get Ready"

なんとなく宗教的なタイトルから曲調を想像してどんなものかと構えて聞いたら、腰が抜けるくらいほのぼのとしていた
リズムも穏やかで歌詞も前向きで楽天的、サウンドも昭和の演歌のように温かい
カウンターカルチャーで盛り上がっていた60年代のど真ん中にこれか?と予想外だった

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